Milton Court ①

lenacci2007-01-19


最近ロンドンは風がすごいです!というより暴風雨。夜もうるさくて朝も風がうるさくて目が覚めることしばしば。


昨日は一日朝からずーっと暴風雨で、というか大嵐で、3時からレクチャーがあったんだけど、行けないなと思って窓を眺めてたら、2時にピッタリ晴上がりました。先週も同じく。レクチャーにでよ。ということかしらね??笑


気温も全然寒く無いし、ヨーロッパの他国と同じように暖冬です。
だから最近のこの暴風雨はまるで春一番よう。今日一日すごく暖かったし・・大丈夫なのかなぁ・・


そして今日はゲストの人を招いてのCrit(批評)の予定でした。そのMr.Simonという方はわざわざケンブリッジがらはるばるやってくるということで、TutorのDavidも変なものを見せれないって感じで気合が入っていたのに、学校へ着くとゲストの方、着てません。


なんと、暴風で家の煙突が屋根から落ちて下に止めてあった誰かの車に直撃!!お家の屋根にも穴が開いてキャンセルになったそう。


なかなかありえないアクシデントにみんな大笑い。





で、結局Tutori(Tutorと持ってきたワークを見せて話し合う)になりました。



やっと今日、今まで3ヶ月やってきたことが一つに繋がり、一安心!!Davidも持って行ったワークに興味しんしんですごく濃いTutoriになったの。GOサインが出たのであとは進めるだけ!!よかった〜♪





ちなみに今年は10月からずっとやってきたMilton Courtのプロジェクトを2月いっぱいでおおまかに終了させて、その後新しいプロジェクトが始まります。



去年は一年かけてItalyのComoのプロジェクトをやったのだけど、ま、Unitが変わればTutorも、やることも、方法も変わるってことね。去年と同じUnitを選ばずに(戻って来いと何回か誘われたけど・・)違うUnitを選んで全く別の視点から建築を勉強できて良かったなと思ってます。





Davidからは「建築を楽しめ!クレイジーな精神を忘れるな!ってことを教わってます。」





Diploma(日本でいう院)は同じUnit&同じTutorを2年連続で選べることができます。だけどまだいろいろなことに挑戦すべきdgree(学部)では毎年UnitもTutorも変えなきゃいけないってのは納得。




そしてこれがそのMilton Court!


第二次世界大戦後、焼け野原になったあたり一体を再開発するために建てられたヨーロッパ最大の文化施設、Barbicanの一部です。
偶然にも1982年、私が生まれた年の完成!



そしてこれが今現在のMilton Court!
まわりをガラスの高層ビルに囲まれて、なんかかわいそう・・

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